パチンコノリ打ちパチンコ・スロットの「攻略法」は全て詐欺？プロが徹底解説

2020年8月4日

パチンコ・スロットは運だけでなく、何かしらの技術を持って勝っていくという攻略法が沢山出回っています。

そしてそれを販売するような詐欺業者、実際に購入してみると中身がなく試しても無理な攻略法販売も多く出回っているので注意が必要ですね。

今回こちらではプロとして10年以上経験してきた僕が、どのような攻略法が本当で何が嘘なのかを細かく解説していきます。

こちらをとりあえず全部読んでから何かしらの攻略法を試すのかヤメておくのかを判断して頂けると幸いです。

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パチンコ彼氏

パチンコ・スロットで攻略法が流行ったと言いますか、ネット上で詐欺のように作られていたのは実際にそのような方法があったことから始まりました。

僕もその時代にはやっていないので聞いた話などになるのですが、有名なのがパチンコ攻略グループの 「梁山泊(りょうざんぱく)」 ではないでしょうか。

彼らはパチプロ軍団として本当に勝てるような攻略法を台ごとに見つけて全国で荒稼ぎしたという伝説の組織で、メディアでも取り上げられることが多かったです。

そして当時の機種では、まだまだ機械の作りが甘かったことにより特定のタイミングで入賞させるような手順で連チャンさせることが可能だったのですね。

ゲームでもよく「乱数調整」などというシステムの穴をついてバグなどを発生させる技もあり、それと同じようなことで連チャンするタイミングを測って打つことで大勝ちを目指す列記とした攻略法です。

スロットでもクレジットの枚数を調整して大当たりを誘発するような「セット打法」なども流行りとにかく本当の攻略が存在したわけですね。

ホールもその攻略法が発覚すると台を撤去したり停止させたりして対策をしていましたが、基本的に何か特殊な機械をつけるようなゴトとは違い、やっても別に法的な問題などはなかったのです。

当時は当然ネットが流行っていなかったので、雑誌が攻略法を記載しない限り一部のプロにしか知れ渡ることはなく一般ユーザーも知ることもありませんでした。

札幌パチンコイベント

時代は進んでネット社会になり、ウェブ検索やTwitterなどで攻略法を販売するなど減りましたが今でもそのような業者は存在しています。

では実際に攻略法が可能なのかということですが、 ほぼ全機種で難しくなった ことは間違いないでしょう。

これはメーカーの努力とも言えますが、最先端の技術により開発されており打ち手からは抽選のシステムを解析することは不可能となり、極稀なバグを発見できない限り規格外の攻略は厳しい状況ですね。

特にスロットの5号機以降は特に目立った攻略機種もなく、プロの人脈から後々知った情報で、年に数台そのような攻略が通用する台があったとウワサ程度に知れたくらいです^^;

ただ昔とは違い異常な出玉が出た場合、事務所にあるホールコンピューターでアラートが出るようになり、1日で異常に気付き全国で総撤去などで対応も早いです。

ですので事実上自分で何かしらの攻略法を見つけたとしても、ホールに気付かれず長く使うことは不可能で、もしバグなどで攻略があったとしても一瞬で対策されてしまうということは知っておきましょう。

天井下地木造

今パチンコ・スロットを攻略して安定して勝つために出来ることと言えば、良台に座って高還元を受け続けること、もしくは還元率が高い特定の箇所(天井間際)などを局所的に狙うことがメインですね。

これらはメーカー公表値を元にして、パチンコだと1Kあたり何回転以上回るのか、スロットだと高設定なのかを判断しながら打つことが攻略と呼べるでしょう。

良釘狙い・設定狙いは4号機時代からもずっと行われてきていることですし、当然ですが良台に座り続けるとトータルで勝つことが出来ます。

攻略ネタ・キズネタなどを追っかけてやる昔の方法では見つけるまでに苦労しますし、狙える期間も短くなったので、勝っているほとんどが正攻法でという時代になったのではないでしょうか。

僕も長くプロとしてやってきて、このようなサイトをキッカケにして全国様々なプロと交流していますが、今だにネタがあり裏で追いかけて上手く稼いでいる人は全国でもほんの一握りの存在。

一般人が真似できることでは無いですし、今からパチンコ・スロットで勝っていこうと考えるのであれば 正攻法一択になる と思います。

七つの大罪パチンコ評価

乱数調整のような、台のキズネタとして技術的に介入して大きく稼ぐことは難しくなった時代ですが、 大当たりの「波」を読むこと は可能でしょうか？

僕自身は正攻法でとにかく期待値・期待収支だけを追いかけて立ち回り実際に勝っているので、波理論を考えて取り入れたことはありません。

ですが、スロットのジャグラーなどを打っていると100G以内の連チャンが続くような「ジャグ連」や急に来る「大ハマリ」などはやはり何かしら内部モードがあるな～と感じてしまいます^^;

このことに関しては、完全確率と波理論の話を別記事でしているので興味があればこちらもご覧ください。

⇒【嘘なら勝てない】「完全確率・独立試行」に惑わされて負ける理由

で、波が存在することと波を読んで勝つことが出来るかというとまた別の問題で、それを実践して手順を公開している人がいない以上難しいと思っています。

例えば「波や連チャンの癖を読んで打ち始める・辞め時を決める」と言っている人がいるなら、数学的に考えられた独自のロジックがあるはず。

もしそのロジックがあれば誰でも100%簡単に勝てるはずですし、大きな問題はそれを わざわざ人に教えるなんてあり得ない のです。

僕はこのようなサイトで正攻法を教えていますが、あくまでメーカーの公表値・確率などに依存して数値上勝てる狙い方を推奨しているだけのこと。

良釘狙い・潜伏狙い・設定狙い・天井(ゾーン)狙いの4種類しか出来ませんし、メーカー公表値の確率を元に計算しているわけですよね。

波を推している人は、何をどのような根拠でという肝心なことは公開しませんし、SNSなど発達している中でロジックが流れないということは正直怪しいです。

ですので甘い言葉に惑わされず、メーカー公表値を信じてボーダー以上に回る釘を狙うこと・機械割が高い高設定に座ることだけを考えることをおすすめします。

余計なことを考えるとキリがなく勝てる保障も無いので、正攻法だけを考えることが一番無難かなと思います。